« ねこじゃらしに思うこと | トップページ | 京大・山中教授のノーベル賞のすごさ »

2012年10月 6日 (土)

【Music】リクオ『What's Love?』・・・極上の和製スウィート・ソウル

10月になりましたが、今日はかなり暑かったです。

そういう日がありつつも、夜の虫の鳴き声がにぎやかになり、日も短くなり、夜はかなり涼しくなってきて、着実に秋が深まっている感じがします。

さて、今日も私の好きなCDアルバムを紹介します。「秋の夜長」にぴったり合いそうな作品です。

最近ピアノがらみの音楽を紹介してるので、今回もその流れで行きますね。

さすらいのピアノ詩人、リクオ『What's Love』です。







リクオは1990年にデビューしたシンガーソングライターです。

残念ながら知名度はいま一つですが、他のアーティストの作品にセッションミュージシャンとして参加したり、年間100本以上(!)という数のライブを行なったりと、マイペースに精力的な活動を続けています。

ピアノ1台での弾き語りの活動が多かったリクオですが、今回紹介する2008年のアルバムでは、久々にバンドを従えて新しいサウンドに挑戦しています。

このバンド、もうとにかくリクオとの相性がバッチリ!

リクオは「セツナグルーヴ」というアルバムを出しているくらいで、切なくてなおかつ心弾む表現が魅力ですが、今回のバンドはギターではなくストリングスが入っているので、その柔らかい音色でリクオのセツナグルーヴが倍増されてます。

秋の夜長に、そっとターンテーブルに載せたくなるような、そんなアルバムです。


まず最初の曲、「アイノウタ」、ここから既にグッときます。

まさにセツナ・グルーヴを地で行く、とろけるようなスウィート・ソウル!

例えるなら、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイング・オン」のような感じでしょうか。

私はこのアルバムを買う前に「アイノウタ」のPVをネットで見たんですが、あまりに興奮してその夜寝付けませんでした^^。それくらいはまった曲です。

タイトルのとおり、シンプルな「愛」の歌ではありますが、リクオの声とこのバンドの音に載せられると、全然きれい事に聞こえないから不思議です。

リクオは「愛」の歌をよく歌いますが、「好き好き大好き」という恋愛初期の感覚を歌うというよりは、つらいことや大変なことがあっても、それでもその人を想わずにいられない、といった雰囲気の歌が多いように思います。

「甘い」ことだけでなく、「酸い」もふまえたこの感覚には、私はとても共感してしまいます。


さて、4曲目の「ソウル」はセルフカバーの曲ですが、これまた傑作です。

緩やかで穏やかなグルーヴの上に、リクオの祈りにも似たメッセージがそっと乗っかってきます。




  ♪すべてのソウルにいつも灯がともるように

   どんなやるせない夜でも

   さまようソウルがいつか誰かに出会うように

   光は闇の中に



仕事や人間関係でちょっと疲れた夜、暑苦しく励ます歌は聴きたくないし・・・そんな時にぜひ聴きたいなあと思う一曲です。

こちらの気持ちにそっと寄り添って見守ってくれて、気持ちをニュートラルな状態に戻してくれそうです。

私はこの曲もとても気に入っていて、何度も何度もリピートして聴きました。



それじゃあ、いつものように1曲聴いていただきましょう。

1曲目「アイノウタ」のPV映像です。

PVといいつつ、ライブ映像を使っていて、観客が移っているんですが、その自然な笑顔の素敵さといったら!

思わず「シャーララララ・・・」と一緒に声を出してしまいそうです^^







|

« ねこじゃらしに思うこと | トップページ | 京大・山中教授のノーベル賞のすごさ »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1679673/47339121

この記事へのトラックバック一覧です: 【Music】リクオ『What's Love?』・・・極上の和製スウィート・ソウル:

« ねこじゃらしに思うこと | トップページ | 京大・山中教授のノーベル賞のすごさ »