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2012年12月 7日 (金)

外国人からの日本語に関する疑問

今週は、協力関係にある海外の企業から技術者が来日したので、ずっとその対応をしていました。

ふだんの仕事にプラスして新しい仕事が付け加わり、さらにホテルから食事までもろもろの世話もしなくてはならず、心身ともにかなり消耗・・・。睡眠時間も不足気味です。

週末にようやくひと息つけそうで、久々に休みの日が嬉しくて仕方ないです^^

さて、その来日した技術者は、日本に来るのはこれが初めてなので、仕事に関係ないところでもいろいろと質問攻めにあいました。

たとえば、五円玉をおもむろに取り出して


  「このコインは何円なの?

   他のコインはアラビア数字(1、2、3・・・)が書いてあるからわかるけど、

   これだけは変な字しか書いてなくてわからない



なるほど、確かに(笑)

言われてみるまでまったく気にしてなかったけど、五円玉だけは漢字で「五円」って書いてあったのね。

うーん、気づかなかったわ!

今の硬貨はいつデザインされたのか知らないけど、今後作り直すことになったら、ちゃんとアラビア数字を入れた方がいいかもしれないですね。


また、こんなこともありました。

何か日本っぽいものが食べたいということで、月島にあるもんじゃ焼き屋に彼を連れて行きました。

帰りに月島駅まで案内したところ、こんなことを言われました。


  「Thank You のことを Arigatou と書くけど、

   uの部分は発音しないんですよね?」



ん、言われてみれば確かにそうだな。

「ありがとう」と書くけど、実際の発音は「ありがとー」ですよね(「ウ音便」ってやつですね)。

確かにこれは、ローマ字表記の最後をuを読まない、と言ってもいいかもしれません。


彼は、さらに続けてこんなことを尋ねてきました。


  「駅の看板に Tsukishima と英語表記が書いてあるけど、

   Arigatou と同じで uの部分は発音しないんですよね?



・・・ん、どういうこと??

これに関しては、一体何を言っているのかわかりませんでした。

質問の意図を尋ねてみてようやくわかりました。

「つ」という文字の発音は、子音と母音とに分解して考えられます。つまり舌先で空気がはじけるような子音に続いて、「う」という音が発音されます。

だけど「つき」という言葉の場合、ほとんどの人は「う」の音がはっきりとは聞こえないような発音をします。

あえて書くと「Tski」みたいな音になります。そのことを言っていたのです。

確かに車内アナウンスでは「Tskishima」的な発音をしています。これを「Tsukishima」と発音してしまうと(わかりにくいな、この説明^^;)、ちょっとたどたどしい、いかにも外国人っぽいニュアンスがしてきます。

これまた言われて初めて「そういう考え方もあるのか」と思いました。

ヨーロッパ系の言語では、同じアルファベットでも場合によって別の音になったり、読まれないことがあったりしますが、日本語(のひらがな・カタカナ)は、字と発音が明確に一対一に対応していると思っていました。

でも改めて考えてみると、そうとも言い切れないですね。


やっぱり海外の人の視点というのは、新鮮な部分があっておもしろいな~といつも思います。

 

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コメント

ちなみに、「~です」の「す」を「su」と発音すると、関西弁になりますね。
標準語の場合、発音は、des なんdes。wink

投稿: PIO | 2012年12月 9日 (日) 17時23分

Suは関西寄りというのは初耳です!
今度意識して聞いてみます

そういえば、サザエさんのタラちゃんははっきりsuって
言ったなあと、ふと思い出しました(笑)

投稿: ネリノ | 2012年12月 9日 (日) 23時58分

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