カテゴリー「音楽」の32件の記事

2013年4月 5日 (金)

ああユニゾンの快感! 4人組バリバリフィドルバンド、フィドラーズ・ビド(Fiddlers' Bid)

最近、やや更新間隔があきがちになっていますが、週末恒例の音楽紹介の更新です。

今回はイギリスのスコットランドの北東沖に位置するシェトランド諸島に伝わる音楽を痛快に聞かせてくれるグループ、フィドラーズ・ビド(Fiddlers' Bid)を紹介します。



ブログではあんまり書いていませんが、私はアイルランドやスコットランドをはじめとする地域の音楽(よくケルト音楽とか呼ばれるもの)が大好きです。

あまりにハマってしまい、大人になって初めてヴァイオリンを買い、アイリッシュの曲を習いに行ったほどです(だからクラシックのちゃんとした曲はまったく弾けません。笑)

こういう伝統音楽やカントリーミュージックでは、なぜかヴァイオリンのことを「フィドル」と呼びます(もともとはヴァイオリンの蔑称だったそうです)

今回紹介する「フィドラーズ・ビド」は、その名の通りフィドル弾きを4人擁し、それにエレクトリック・ベースやキーボードなどが加わった、珍しい構成のバンドです。

ではさっそく、現時点での最新アルバム『All Dressed Yellow』の2曲目『Da Skelter』を、メイキングの様子とともにどうぞ!(多分、公式映像です)







フィドラーズ・ビドの魅力はなんといってもフィドルの響き。

アイリッシュやスコティッシュの音楽では、複数のメロディー楽器が同じ旋律をハモらずに奏でる、つまりユニゾンするのが基本です。

ユニゾンというと、ハモるだけの技術がない人の芸のない演奏と感じる人もいるかもしれませんが(私はケルト音楽を聴くまでそう感じてました。笑)、実はそれこそが伝統音楽の魅力なのです。

複数の楽器がピタリと音を重なったときの緊張感、そして重なっているけどちょっとズレてるというときにわき起こる恍惚とした感じの快感は、一度ハマるとなかなか抜けられないものがあります。

フィドラーズ・ビドは、ユニゾンの快感をベースとしながらも、ハモりを入れたり、リズミカルに伴奏を刻むような弾き方をしたりと、ずれてはユニゾンし、ユニゾンしてはずれる躍動的な演奏を聞かせます。

スピーディーな曲をばりばり弾きまくるところは、もう興奮のひと言。ユニゾンで奏でる高音の響きの美しさには、恍惚とさせられます。



もう1曲、ライブ映像をどうぞ。まさにバリバリという感じで弾きまくっております!

高音でユニゾンする部分なんて、ほんとに最高です







ちなみに彼らの音楽をもっと聴きたいという方は、一部のCDアルバムについては、プランクトンという会社(私に世界各地の音楽の魅力を教えてくれた恩人です)で手に入ります。

それ以外の作品については、海外盤のCDをネット等で買うか、アマゾンやiTunes Store のダウンロード販売を利用するかたちになると思います。

私のおすすめはやっぱり最新アルバムの『All Dressed in Yellow』。痛快で楽しい曲、美しい曲が目白押しの名作です。



『All Dressed in Yellow』
Fiddlers' Bid

最後にまったくの余談。

私はこのCDを通販で取り寄せましたが、先方の手違いで フィドラーズ・ビドのリーダーのソロアルバムが送られてきました(笑)

完全に無関係なアルバムじゃなく、絶妙に正解にカスっているこの不思議。

いったいどういう間違い方をしたんでしょうか^^

 

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2013年3月22日 (金)

いま走り出す爽快ピアノポップス! レイルステレオ

今回は、爽快でポップなピアノサウンドを聴かせるアーティスト、レイルステレオ(Rails-Teleo)を紹介します。

まずは、4月に発売が予定されている2ndアルバムからの1曲『走り出す』をどうぞ!





レイルステレオは、ヴォーカル&キーボードのモリカワヒロシのソロユニットです。

2006年に活動を開始して以来、地道なライヴ活動を続け、2012年にはついに1stアルバムを全国発売。この4月には2ndアルバムの発売を控え、勢いにのっているアーティストです。

この曲の魅力の説明に、余計な言葉などいりませんね^^ 聴けばわかる、疾走感あふれる最高のポップチューンです!

PVの小太りのおじさまもいい味出してますねぇ(笑)

ピアノ弾き語りのポップスで、やわらかな声というと、マッキー(槇原敬之)を思い出す方もいるんじゃないでしょうか。

レイルステレオの場合は、マッキーと比べるとヴォーカルがとても軽やかで、根っからの陽性の響きがあると思います。

聴き手を選ばず、時代の変化にも影響されない、普遍的な魅力を持つポップミュージック。私のようなピアノ好きのポップ狂には、たまらないアーティストの登場という感じです。


もう1曲、4月発売のアルバムの冒頭を飾る一曲『db -デシベル- 』 をどうぞ。通信教育のZ会のCMソングにもなっていたそうです(私は聴いたことないけど)


うーん、この曲も楽しいわぁ^^ 春のドライブのお供に最高ですね!

レイルステレオのことは、私もつい最近知ったばかりで、彼の1stアルバムも聴いていないんですが、4月の2ndアルバムはぜひ聴いてみたいと思います。

今後メディアで取り上げることも増えるんじゃないでしょうか。

レイルステレオ、要注目です!


『Piano Pop Life』
Rails-Teleo
2013年4月24日発売
ソニーミュージック


 

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2013年3月20日 (水)

ビートルズの曲を素直に楽しみたい私・・・『増補完全版 ビートルズ 上・下』 by ハンター・デイヴィス

のっけからこんなことを言うのもなんですが、私はビートルズがそれほど好きなわけではありません ^^;

物心ついたころには、ビートルズは既にとうに解散して伝説上の存在になっており、ジョン・レノンもこの世にいませんでした。

結成当初は大人たちが眉をひそめて見ていたビートルズですが、1960年代後半の創作活動に対する高い評価が確立していて、私が子どものころには誰もが「ビートルズはスゴい!」 と言う状況になっていました。

だけど、そうしたビートルズを讃え、神格化する言葉の数々が、私がビートルズの音楽に純粋に触れることを邪魔してきたように思います。

私はなんとなく 「ビートルズをすごくて当然。そう思わないやつはオカシイ」 というような世間のオーラを感じてしまい、純粋に楽しめないのです。

好きな曲ももちろんあるのですが、どうしても「ありがたいものを拝聴する」というような距離感を抱きながら接してしまうんです。

それは今でも基本的に変わっていません。

これはビートルズが悪いわけでも、世の中が悪いわけでも何でもなく、純粋に私自身が勝手に距離感を持っているだけなんですけどね。でもこんなのって、私だけでしょうか。



というわけで、私はビートルズのオリジナルアルバムはごく一部しか聴いていませんし、彼らの結成から解散までの出来ごとについても、あまりよく知らないんです。

ところがひょんな思いつきから、今月3日に開催された「MTVロック検定」というものを申し込んでしまいました。

せっかくいい機会なので、ビートルズについてもっと知ってみたいと思い、2009年に出たリマスターCDを全作品借りたり、本を読んだりしてみました。

前置きが長くなりましたが、その本というのがこちらです。厚い本なのでロック検までに読み終わらず、つい先日読み終えました:



『増補完全版 ビートルズ 上・下』
ハンター・デイヴィス:著
小笠原豊樹・中田耕治:訳
河出文庫
2010年7月20日初版
  


この本は、「The Only Ever Authorized Biography」 (唯一の公認伝記本)という英語の副題からわかるように、著者のハンター・デイヴィス氏がビートルズ本人や関係者の正式な許可を受けたうえで、ビートルズがまだ現役だった1968年に刊行された書籍の邦訳版です。

本文に書かれている内容は、メンバーの誕生から1967年頃までの出来ごとまで。特に、全体の実に1/3くらいがビートルズ結成前のアマチュア時代に割かれています。

正直、デビュー以前のビートルズに関しては全く知らなかったので、リヴァプール時代の悪ガキっぷりなどは新鮮で面白く読みました。

ジョンなんて、イマジンしか知らない方の中には夢見がちな草食系男子(笑)というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実際かなりトンガった若者だったことがわかります。


また、正直に告白しますが、マネージャーとしてビートルズを切り盛りした男、ブライアン・エプスタインのことを、私はこの本を読むまでまったく知りませんでした(笑。よくこれでロック検定2級を受けたもんだ)

彼はそれまでやりたい放題のステージを繰り広げていたビートルズに、スーツを着させ、ステージ・マナーを守らせ、仕事のマネジメントを徹底しました。

そのようにして、ビートルズのクリーンでシュガーなイメージを前面に出し、ビートルズのより一層の成功を演出したブライアンの手腕は、さすがという感じです。

(今度、ベネディクト・カンバーバッチ主演の、ブライアンの伝記映画が公開される予定です)


そしてメジャーデビュー後、世界ツアーをしていた前半期の騒ぎがいかに壮絶だったか、この本でよくわかります。

たとえばファンが実家にやってきて勝手に家へ上がりこんだり、家の物を持って行ったりする。

メンバーはファンにもみくちゃにされて殺されそうになるわ、一歩外に出るとファンが押しかけるのでホテルに缶詰になるわ・・・。

ガール・フレンドや奥さまは、特に女性ファンからしょっちゅう脅迫状が届いたり、危害を加えられたり。

もはや集団ヒステリーとでも言えるようなすごい有り様だったようです。

ビートルズは人気絶頂のさなかの1966年を最後にライブ活動をいっさいやめ、アルバム制作に集中するようになりました。これだけ大変なことが何年も続いたら、そりゃあそういう決断になるよなあ、と深く納得しました。

これは、ビートルズがスゴかったというのもあるでしょうけど、1960年代という時代が持っていた熱気のなせるわざでしょうね。今後、おそらく二度とこんな騒ぎを世界規模で巻き起こすミュージシャンは出てこない気がします。



この本では、ビートルズの音楽的な特徴や先進性についてほとんど触れられていないし、解散間際のドロドロはいっさい書かれていません。そのへんを求める方には別の本をおすすめします。

でも、異常な熱気を持った時代をリアルタイムに記した証言として、ビートルズに関心のある人には面白く読めると思います。ちょっと分厚いですけど。

この本を読んで、彼らが人間離れした偉人でも何でもなくて、不完全で人間くさいヤツらだったんだなということが具体的にわかり、今までよりは構えずにビートルズの音楽を楽しめそうな気がしてきました。

 

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2013年3月15日 (金)

心地よくて抜けられない音楽の白昼夢 『タラホミ・ウェイ』 by ハイ・ラマズ

恒例の「ウィークエンド・ミュージック」のコーナー(笑)ですが、今回は ハイ・ラマズ(High Llamas)の最新アルバム、「タラホミ・ウェイ」 を紹介します。


『タラホミ・ウェイ』(Talahomi Way)
ハイ・ラマズ (High Llamas)
P. ヴァイン・レコード
2011年4月20日リリース



ハイ・ラマズは、1991年にリーダーのショーン・オヘイガンを中心にロンドンで結成されたバンドです。

結成当初から、アコースティックな楽器の音を中心に据えながらも、音を切り貼りしたり重ねたりして、独特の浮遊感のあるポップな曲を作り続けています。

しばしば「ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンと似ている」と指摘されるハイ・ラマズの楽曲ですが、ブライアンほどの大げさ感・サイケ感はなく、とてもパーソナルで親しみやすい雰囲気を持っています。

特に私がハイ・ラマズを聴くようになった2000年以降は、特にこの気持ちいいポップ路線に拍車がかかっていて、『タラホミ・ウェイ』はその方面を追求した終着点と言える作品に仕上がっています。

まずは Youtube で聞けてしまう曲を1曲、どうぞ! アルバム1曲目を飾る『Berry Adams』です。







この、とことんリラクシングで心地よい感じ、最高ですね♪ リゾート地のビーチで、何をするでもなく寝っ転がっているような、そんな気分になります。

話が少しずれますが、洋楽のアルバムの国内盤を買うと、帯びの部分にたいてい <R&B> みたいにジャンルが小さく書いてあったりしますが、私が昔買ったハイ・ラマズのアルバムにはロックと書いてありました。

けれど、この音楽を聴いて「ロックだねえ」なんて思う人はいるでしょうか(笑)

こうなると、はたしてロックとは何だろう、と思ってしまいます。



アルバムタイトルの「タラホミ」という言葉は、ハワイかどこかの地名を思わせますが、実はまったく架空の地名です。

ショーン・オヘイガンによれば、ある不動産投資家が自分の理想の地を作るために土地を購入し、そこにタラホミ通り(タラホミ・ウェイ)を建設した、しかし結局通りを作っただけで、街はできなかった・・・などというストーリーを考えてあるのだそうです(笑)

で、冒頭の曲のタイトルの「ベリー・アダムス」とは、この土地に住む自転車修理工で、それまでの生活を捨てて海へ行き、シンガー・シングライターとして再出発しようとする、のだそうです^^



ハイ・ラマズの音楽はとにかく快適過ぎて、一度聴いたら抜け出せなくなる魔力を帯びています。

同時にこの現実離れした気持ち良さは、世の中の実態から遊離した空虚で不気味な感じと、背中合わせでもあります。

ショーン・オヘイガンが生み出した、「理想郷をつくろうとタラホミ・ウェイを作ったが、街は結局できなかった」などという架空のエピソードも、そんな白昼夢的な危うさを象徴している気がします。

こういう、ピリッとした批評性のようなところが、彼らの音楽がいまだに「ロック」と認識されるゆえんなのかもしれません。

まあ、そんな評論家じみた話はどうでもよいのです(笑) 家にいながらにしてリゾート気分でゆるゆると過ごす休日のお供に、こんなアルバムもいいんじゃないでしょうか。オススメです!

最後にもう1曲、アルバム7曲目の『Fly Baby Fly』をどうぞ。こちらも空中に半歩浮き上がる感じのホリデー・ソングになっています。






 

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2013年3月 8日 (金)

爽やかな海風と熱き血潮を響かせるバグパイプ界のスーパースター、カルロス・ヌニェス

今回の私のお気に入り音楽紹介は、スペインのリコーダー&バグパイプ吹き、カルロス・ヌニェスです。

スペインというと、闘牛とフラメンコをイメージする方が多いんじゃないでしょうか。あとはパエリアとかトルティーヤとか、そういう食べ物系でしょうか。

ただ、ひと口にスペインと言っても地域によって文化が違っていて、たとえば北西部に位置するガリシア地方というところは、アイルランドやイギリスなどと同じケルト文化圏に属するとされる地域です。

雨が多く緑豊かな美しい土地柄で、フラメンコで有名な南部アンダルシア地方に比べれば人々の気風も穏やかと聞きます。水産業も盛んで、欧米ではイヤがる人も多いタコを普通に食べる習慣もあるのだとか。

私はガリシアへ行ったことがないのですが、なんとなく日本人の感性にあった土地にような気がして、勝手に親近感を覚えている場所です^^。



そんなガリシア出身のカルロス・ヌニェスは、マドリード王立音楽院でリコーダーの技術を学び、なんと主席で卒業しました。

若い頃からリコーダーに加えて、ガリシア地方に伝わる「ガイタ」と呼ばれるバグパイプを吹き、ガリシアに残るケルトの香り漂う伝統音楽を、現代的なアプローチで、激しく、美しく、そして楽しく聴かせます。

実はカルロスは日本にもゆかり(?)があって、スタジオジブリが制作したアニメ映画「ゲド戦記」のメロディーをケルト風にアレンジしたアルバムを制作しています。

もしかしたら、カルロスのことは知らなくても、そういうアレンジアルバムが発売されたことは覚えているという人も、いるかもしれませんね。


『Music from ゲド戦記』
カルロス・ヌニェス



私はゲド戦記を見ていなくてこのアルバムも聴いたことがないんですが、ゲド戦記の音楽ってケルトっぽいアレンジが向いてる雰囲気なんですでしょうかね? そのうち映画を観て確認したいと思います



さて、前置きがだいぶ長くなりましたが^^;  ここでガリシア出身のカルロス・ヌニェスの素晴らしい演奏を紹介したいと思います。







この曲のタイトル 『Mar Adentro』 とは、スペイン語で「海の中へ」という意味です。

海の恵みに抱かれた故郷・ガリシアに対するカルロスの想いが、このタイトルからもひしひしと伝わってきますよね。

メンバー紹介のあと、バックの演奏が穏やかに始まると、カルロスのリコーダーが軽やかに乗ってきます。バックのバグパイプと共に、雄大で豊かな自然を思わせるメロディーを奏でます。

ここでテンポがスローダウン、キーがマイナーにチェンジして、「これぞスペイン!」という雰囲気の、抒情的なメロディーを聴かせてくれます。カルロスもだいぶナルシスティックに入り込んでます(笑)

やがて太鼓が再び土の臭いを感じさせるリズムを刻みはじめ、うねうねと緩急をつけながら徐々にキーがメジャーに変わって盛り上がっていき、最後に再びバグパイプが入って冒頭のあのメロディーが高らかに、壮大に奏でられます。

ここのところの、薄暗い森を抜けたところで一気に視界が明るく開けるような曲展開、そして大自然の美しさを感じさせるようなメロディーが、私にはたまりません。



もう1曲、今度はカルロス自身がガイタを吹いている曲 『Jigs and Bulls』です。先ほどの『Mar Adentro』とはうって変わって激しい曲です。







タイトルにある「Jig(ジグ)」というのは、6/8拍子の「タカタ・タカタ」というリズムで跳ねるようなダンス曲のこと。ケルト系の伝統音楽でよく出てきます。

一方の 「Bull(ブル)」 とは雄牛のこと。スペイン文化の情熱的な部分を象徴する、闘牛の牛を意味しています。

つまり「Jigs & Bulls」という曲名は、ケルト系の文化を今に受けつぎ、なおかつスペインの情熱的な文化も併せ持っている、ガリシア地方(そしてカルロス自身の音楽)のアイデンティティーを象徴するタイトルなのです。

共演としているスキンヘッドの粋なおじさまは、パンチョ・アルバレス。昔からカルロスのバックバンドで彼を見守り、支え続けてきた盟友です。

この曲では、タイトル通り、カルロスのガイタが奏でるジグのメロディーと、パンチョがまるでフラメンコのように激しくかき鳴らすブズーキ(弦楽器)の音が、火花を散らしてぶつかり合います。

メロディーが切り替わったあとの後半では、カルロスは荒ぶる牛をおさえ付けるかのようにバグパイプを抱えて、超高速フレーズを吹きまくり! これはもう、スゴいのひと言です。

これは本当にバグパイプなどという伝統的な楽器の音なんでしょうか?? もはやエレキギターの激しいソロのように聴こえてなりません。



普段は折り目正しい好青年という雰囲気のカルロスですが、ひとたびガイタを持つとまさに人が変わり、何かとりついたかのように圧倒的なカリスマ性とパワーを放ちます。

カルロスはちょっと身体の動きが個性的ですが(笑)、そんなことはどうでも良くなるほどの存在感とエネルギーです。

私はカルロスの音楽が大好きなのですが、彼の演奏を生で見たことがありません(何回か来日してるんですが) 今度来日する機会があったら、ぜひ生のカルロス・ヌニェスを聴いてみたいです。



彼の音楽をもう少し聴いてみたい方には、やっぱり映像がおすすめです。Youtubeで検索してもいいですが(笑)、DVDだとこれがおすすめです:


『Carlos Nunez Y Amigos』 (DVD)



オリジナルアルバムの中では、親しみやすさという点ではコレかな。国内盤は廃盤状態のようなので、輸入盤になります。

有名な映画音楽などのカバーを収めた曲。きっと皆さんの知っている曲も入っているんじゃないかと思います。



『Cinema do Mar』
Carlos Nunez




ただ、私が一番好きなアルバムは  やはりカルロスの2枚目のアルバム、こちらです。


『Os Amores Libres』
Carlos Nunez



なんと総勢100名以上のゲストを迎えて、世界各地のケルト系音楽のエッセンスをまとめあげた意欲作です。

ともすると空中分解しそうな壮大過ぎるコンセプトのこの作品も、カルロスの熱意と技術とによって、見事に1つのアルバムとしてまとめあげられています。

耳なじみがいいポップスとはひと味違う、伝統色の濃い曲もありますが、有無を言わせぬ迫力と、ケルト音楽の懐の広さを感じさせてくれる、すごい一枚です。

 

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2013年3月 3日 (日)

第3回MTVロック検定、受験体験記

今日は、第3回MTVロック検定を受験してきました。

音楽専門チャンネルで有名なあのMTVが主催する、ロックを愛する人のための検定試験です。

前回までに比べて規模もテンションも縮小している感じがありますが、それでも前回以来5年ぶりに開催するというのは、MTVもがんばりましたね。

私が受験したのは1級から3級まであるうちの2級。公式情報によれば、レベルのめやすは「ロックの歴史から21世紀のシーンまで、ハードにロックできるレベル」だそうです。


私が受験した東京会場は、JR総武線の新小岩駅から徒歩1分の距離にある、東京聖英大学。どういう大学か知らなかったんですが、栄養学専門の大学のようでした。

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会場の教室は予備校みたいな雰囲気で、前に大きい黒板があって、うしろに机が並んでいる感じ。

ロックというより、まじめな優等生の試験という雰囲気で、ちょっと笑えました。

受検者は圧倒的に男性が多かったです。私と同じくらいか、もうちょっと上の方が多い印象でした。



試験は50分間で100問。事前に過去問を見て覚悟はしていましたが、やはりすごく難しいかったです!

私が音楽を多少なりとも聴くようになったのは90年代ですし、00年代に入るまでたいして音楽好きでもなかったんです。

それなのにこの試験では、私が生まれる前の時代について、「誰それがこのアルバムで共演した相手は?」とか、そういう細かい問題が出されるわけです。

自分の好きなミュージシャンについてだけピンポイントに詳しく知っているレベルの私にとっては(誰でもそうな気もするが^^)、広範囲の知識を問われるこの検定はかなり厳しいです。



話は変わるようですが、私は両親とも兄弟姉妹が多いため、親戚がものすごく多いです。

私が子どものころ、親の田舎へでかけていくと、顔も名前も知らない親戚がわんさか集まっていて、誰が誰やらわからない状態になったものでした。

何度名前を教えてもらっても、一向に記憶に残らないんです! でも、うちの親はその膨大な親族の名前をちゃんと覚えている。

それで、「どうすれば親戚を覚えられる?」と母親に聴いたところ、「あたしは少しずつ親戚が増えていったからわかるんだよ。あんたにはそりゃ無理だよ」と、諦めろ宣言 されました(笑)

なんでこんな話をしてるかというと(笑)

ロックの知識もこれと似てるよね、と言いたかったんです。

つまり、私が音楽を好きになった2000年頃には、既にロックの世界には膨大な数のスターが存在しました。

そんな大勢の名前と特徴を、若造の私がいきなり覚えるのは無理があるのです。

・・・

ええ、

そんなの試験ができなかった言いわけです

わかってます!(笑)



今回の試験、自信を持って答えられた問題は、全体のわずか2割くらいです。

私がかなり好きなバンド「くるり」が、どこの大学のメンバーで結成されたか、なんていう比較的最近の問題すら間違えちゃいましたから(正解は立命館大学)

まあ、落ちたでしょうね・・・。やまカンで答えた問題がよっぽど当たりまくっていない限りは(笑)

1つ、この試験を受けてよかったところをあげるなら、1950年代やそれ以前のロックンロールのルーツの部分への関心が深まったことかな。

チャック・ベリーとか、エディー・コクランとか、これまで名前をかろうじて聞いたことがある程度だった人たちを、すごく聴いてみたくなりました。

 

 

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2013年3月 1日 (金)

シンプルなこの歌のパワーは永遠に! 『愛は勝つ』 by KAN

私が大好きで仕方がない曲を、ジャンル無関係に紹介する金曜日のコーナー。

今日の曲は、誰もが知ってるあのヒット曲、KANの『愛は勝つ』です。

ピアノ弾き語りのメロウな音楽スタイルから、和製ビリー・ジョエルなんて言われたりもするKANですが、その魅力が100%発揮された名曲です。



『愛は勝つ』は1990年にリリースされ、後に山田邦子のバラエティー番組「やまだかつてないテレビ」の中で使われたことで爆発的なヒットになりました。

これがはやったのは私が中学生のころになります。

当時、CDを買うお金もそんなになかったけれど、この歌がえらく気に入った私は、テープレコーダーをテレビのスピーカーに近づけて、やまかつで流れる歌を一生懸命録音してました(笑) いい想い出です。

今はYoutubeでこんなに簡単に映像が見られるなんて、ほんとに楽な時代になりましたね~。







いやあ、懐かしいです!

聴いた瞬間に 「あっ、あの歌だ!」 とわかるイントロの存在感がまずすごい! そしてゴスペル調のちょっと「黒い」感じの曲調がとても印象的です。

余計なひねりのないストレートなメロディーに乗せて歌われる、「必ず最後に愛は勝つ」ということば。

あまりにもシンプル過ぎて耳にタコができそうなメッセージなのに、KANが歌うとなんでこんなに胸を打たれるんでしょうか。きっと気負いも、てらいも、迷いも全くなく、全力で素のままに歌っているからなんだろうなと思います。

PVも改めて見るとかなりすごい映像ですよね(笑) 熱唱するKANをひたすらアップで撮って、撮って、撮りまくる・・・。ともすると「なんだこりゃ?」と思ってしまいそうな映像です。だけど愚直なこの歌の内容を思うと、まさにこれ以外にあり得ない、ピッタリな映像だと感じます。



この歌は、男女の恋愛を歌っているようにも聴こえますが、歌詞には具体的な恋愛の情景は出てこないんですよね。

あくまで「困難でくじけそうでも、最後に愛が勝つんだ!」というメッセージが繰り返される。

だから、片想い中の人も、別れたばかりの人も、あるいは恋愛中でない人でも、どんな立場の人が聴いても、それぞれの「愛」「人との関係」に思いをはせることができる。

そこがいいですよね。聴き手の想像力を限定せず、幅広い受け止め方を許容してくれて。

2011年の4月に、東日本大震災で被災した方々を勇気づけたいということから、『がんばろうニッポン 愛は勝つシンガーズ』がこの歌をカバーしましたが、とても深い包容力のある歌だからこそ選ばれたんだろうな、と思います。







この曲は間違いなく、時代を超えて歌い継がれるスタンダード・ナンバーになるだろうなと思います。

ちなみに、KANはいまなお現役で活躍中です。決して「一発屋」ではなく、良質のポップスを作り続けています。

私は特に、KANが得意(?)とする「情けない男の弱みをグズッとぶちまけるような歌」が好きだったり(笑)

これからの活躍も期待してます!

 

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2013年2月28日 (木)

『山口さんちのツトムくん』の謎

うちの子が生まれてから、子ども向けの歌を耳にする機会が増えてきました。

私自身が小さい頃に聞いた歌を、大人になったいま改めて聞いてみると、「あれ、こんな歌詞だったんだ」とハッとさせられることもあります。

その中でも最近気になる歌があります。

『山口さんちのツトムくん』です。



みなみらんぼう作詞・作曲のこの曲は、たぶん聞いたことがない人はいないというほどメジャーな曲ですよね。ちなみに、歌詞はこちらで見られます。

この頃少し元気がない山口さんちのツトムくんのことを、近所に住んでいるお友達の女の子の視点から歌ったうたです。

1番と2番では、遊びに誘っても、おはようのあいさつをしても、さえない反応のツトムくんの様子がうたわれています。

いままで一緒に楽しく遊んでくれていたのに、最近なぜ元気がないんだろう?

その理由が、3番で一応歌われます。

それは ママが田舎へいってた からです。



私が子どものころは、「そっか、お母さんが何か用事があって数日留守にしていて、寂しかったんだね」 とサラリと理解していました^^

しかし大人の目で見ると・・・これは相当深い背景を想像することができますよね。

ママが子どもをおいてまで田舎へ行くなんて、単なる旅行ではないはずです。

出産があるので実家にしばらく戻っていたという考えが少し頭をよぎりましたが、赤ちゃんが生まれたという大ニュースがあったとしたら、3番の歌詞でまったく触れられないのはかなり不自然です。

するとやはり、夫婦ゲンカでしばらく家を出てしまっていた、そう考えるのが自然じゃないでしょうか。

そうすると、「大事にしていた三輪車 お庭で雨に濡れていた」という2番の歌詞の陰鬱なイメージや、3番の歌詞の「ちょっぴりすっぱい」イチゴの味も、納得いきます。

ああ、なかなかオトナの事情が含まれる歌なのだなあ・・・と、自分が大人になって初めて思ったのでした。



ところが、私よりさらにもう一歩深く、この歌を解釈されている記事を見つけました。以下、私なりの言葉で内容を紹介しましょう → こちら

このブログ主さんは、「山口さんちのツトムくん」という言い回しの妙におとなびた雰囲気に着目しています。

この歌は、ツトムくんのお友達である小さい子の視点で歌われています。

でもそんな小さい子が「山口さんちのツトムくん」などというマセた言い方をするのはいかにも不自然です。

そこには、ツトムくんの友だちの親が「山口さんちのツトムくんって、この頃少し変じゃない?」という噂話をしているのを、その友だちの女の子が聞いた、という様子が透けて見えます。

つまりこの歌が描く情景は、もはや子どもどうしの無邪気な人間関係というレベルを越えて、大人まで含めた家どうしの関係にまで広がっているわけです。

このブログ主さんはそこから「現代の核家族のもろさを感じる」などというところまで話を広げています。ツトムくんが変だと噂するばかりで、そこにコミット(関与)していかない親たちの、ドライな人間関係を読みとったということなのでしょう。



深くて説得力がある歌詞解釈ですね~。「うーむ」とうならされました。

 

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2013年2月25日 (月)

『ラジオのこちら側で』 by ピーター・バラカン

皆さんは、たとえばニッポン放送なんかのおしゃべりメインのラジオ番組ではなく、FMの音楽中心のラジオ番組を熱心に聴いた経験はありますか?

私はありません(笑)

小さい頃からテレビ文化に染まってましたし、ラジオ番組をチェックするという習慣がありませんでした。

そんな私が今回読んだのは、こちらの本です:



『ラジオのこちら側で』
ピーター・バラカン:著
岩波新書
2013年1月30日




「ラジオに特別な思い入れがないくせに、なんで読んだんだ!?」 と突っ込まれそうですが(ごもっとも!)、それはピーター・バラカン氏の著作だからです。



音楽好きの方なら知らない人はいないんじゃないかと思いますが、ピーター・バラカンはイギリス出身のラジオDJ、ブロードキャスターです。

日本に住んでもうすぐ40年になろうかという彼は、大手音楽出版社である現シンコー・ミュージックに就職して日本にやってきました。

それ以来、ラジオやテレビ、出版物を通して、ロック、ブルース、ワールドミュージックを中心に、世界中のおもしろい音楽を紹介し続けてきました。

私も、ラジオ番組を聴いたことこそないものの、CSのテレビ番組などでたびたびバラカンさんの番組を見ていましたし、雑誌や本などでも彼の書いた文章をよく読んできました。

この本は、そんなバラカンさんのライフワークともいうべきラジオの音楽番組を軸にした半生記であり、音楽遍歴の記録です。バラカンさんがしゃべった内容を、他の方が文章に起こすというスタイルで書かれています。



私はラジオの熱心なリスナーでは全くありませんでしたが、だからこそ、バラカンさんが語るラジオ発信者の立場からの経験談は、未知の世界の話ばかりで興味深いです。

たとえば、ちょっと面白いなと思ったのは、NHKのラジオ番組をやっていたときの話です。

NHKでは「商品名は放送で流されない」という暗黙の了解がありました。しかし、たとえば車をテーマにした名曲を紹介する、という企画を実行するとなると、どうしても特定の商品名が歌詞やタイトルに入ってくることがあります。

いろいろ調べてみると、NHKの放送規約では、商品名を放送してはいけないとは書かれておらず、「営業広告に相当する行為」を禁じているということがわかったそうです。

それで結局、車に関する曲を紹介したとき、その中に車名などが出てくるのは、明らかに営業広告ではないとの判断から、その企画はGOとなったのだそうです。

(ただ、私の記憶が確かなら、山口百恵が紅白で「プレイバック パート2」を歌ったとき、「真っ赤なポルシェ」という歌詞を「真っ赤な車」に買えて歌わさせられたはずですが(なんかマヌケな歌詞になるなあ^^;)、あれは何だったんでしょう。バラカンさんが言っているような議論まで至らずに、慣例に従って避けたんでしょうかね)

ちなみに、CDのレーベル名を言うのは確実にNGだそうです。いやはや、公共放送は厳しいですね・・・


本文中には、あちらこちらに当時の音楽のネタやバラカンさんのおすすめ曲などが書かれていて、ラジオの興味がない人でも、音楽好きにとっては素敵な本になっています。

各章の終りには、1970年以降を10年ごとに区切りって、それぞれの10年間におけるバラカンさんの私的おすすめ10曲もあります。聞いたこともないようなワールドミュージック系の作品が取り上げられていますが、解説を見ていると聴いてみたくなってきます。

音楽好きの兄貴のよもやま話、といった感覚で楽しめる一冊だと思います。



ちなみに私は全く知らなかったんですが、バラカンさんは昨年、洋楽中心のFMラジオ番組で有名な「Inter FM」の執行役員に就任したそうです。

そして、「ラジオに魔法を取り戻す」と題したキャンペーン活動を積極的に行っているそうです。

バラカンさんは、ラジオが一時期持っていた輝きを失った理由の1つとして、良い音楽を紹介する番組が作られなくなっていること、そうしたことができる人材が育っていないということがあると言います。

そしてYoutubeや音楽配信全盛のいまの時代であっても、リスナーに近いところでそうした魅力的な情報を提供することによって、ラジオが音楽との有力な出会いの場として、再び輝くことができると考えているようです。

バラカンさんの静かでありながら熱意を秘めた語りを読んで、「この歳にしてはじめてラジオの音楽番組をまともに聴いてみるのも悪くないな」 そんな気にさせられました。

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2013年2月22日 (金)

おれも一緒に乗せてくれ! ホーンも痛快なロケンロール 『プラウド・メアリー』 by ティナ・ターナー

毎週金曜は、私が大好きな音楽について書いていますが、最近ちょっと重い記事が続いたので、今回は多少軽めにいきますね^^

アルバムではなくて、ピンポイントに曲を紹介したいと思います。

ティナ・ターナーの『プラウド・メアリー』です。



プラウド・メアリー(Proud Mary)は、アメリカのロックバンドCCR(正式にはクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル Creedence Clearwater Revival) が1967年にリリースしたヒット曲です。

アメリカ南部のミシシッピ川沿いの街で貧しい生活をしていた男が、蒸気船プラウド・メアリー号に乗って、新しい人生を爆進するぜ! というような内容の歌です。

その歌詞のとおり、アメリカ南部独特のにおいがただようロックンロールになっています。

この曲はけっこう多くのミュージシャンがカバーしていて、その中の一人がティナ・ターナーです。

1960年代から、パワフルな歌唱とセクシーなルックスで人気を博してきた彼女は、1971年、当時の夫であるアイク・ターナー組んで、「アイク&ティナ・ターナー」としてこの曲をリリース、大ヒットになりました。

しかし、彼女は不幸なことに、夫からの度重なる激しい暴力を受け続け、最後は逃げるようにして夫のもとを去ることになりました。

その後もしばらく、契約上の問題でアイク&ティナ・ターナー時代の歌がうたえず、歌手としての仕事がなかなかうまくいかない時期もあったティナですが、その後もソロとしてのヒットに恵まれるなどして、パワフルに活動を続けてきました。

そんな彼女も2009年には70歳を迎え、ライブ活動を引退することを決断しました。その2009年のラスト・ライブで披露した『プラウド・メアリー』の映像が、Youtubeにアップされていました!(リンク先に飛ばないと再生できないと思います)







映像の3分めぐらいまでは、ティナのMCやナレーションが入ります。(アイク&)ティナ・ターナーのバージョンでは、歌の導入にナレーションが入るんです。

そこからティナが歌い出します。ゆったりめのテンポで身体をゆらしながら歌うティナ。余裕たっぷりに楽しんでいる様子が伝わってきます。

そしてウォーミングアップOK!となった4分25秒あたりで、ホーンセクションが加わって一気に曲がテンポアップ! ここからドトウの盛り上がりの後半に突入します。

これが痛快のひと言! すごいです。こんなにパワフルに歌って踊れる70歳なんて、なかなかいないでしょ!?

ゴージャスな女性ダンサー、ステージの上で輝く「TINA」の電飾なんかが、ちょっと時代を感じさせて微笑ましい(笑) 

私はこのアレンジのプラウド・メアリーが本当に大好きたまりません。歌詞も、後半の爆発も愉快、痛快。ティナ、おれもプラウド・メアリーにのせてくれ!!

 

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